近年、原材料費や輸送費、人件費などの上昇により、墓石に使用する石材の価格も少しずつ上昇しています。
そのような中、2026年、墓石業界で大きな話題となっているのが「中国から輸入される石材製品の値上がり」です。

中国政府による税制変更の影響で、中国で加工して日本へ輸出される墓石や石材製品の仕入れ価格が上昇しています。
「これからお墓を建てると高くなるの?」
「中国産の御影石だけが値上がりするの?」
「国産の石を選んだ方がいい?」
これから墓石の建立を検討されている方にとっては、気になるところではないでしょうか。
今回は、兵庫県で墓石の建立やリフォームなどを行っている西村石材店が、2026年に起きている中国石材の価格上昇について、墓石をご検討中の方にも分かりやすくご説明します。
2026年、中国から輸入される墓石・石材製品の価格が上昇しています
2026年4月1日から、中国政府による「増値税(ぞうちぜい)」の輸出還付制度が変更されました。
増値税とは、日本の消費税に近い税金です。
中国では、海外へ製品を輸出する企業に対して、支払った増値税の一部を還付する制度があり、石材製品についても輸出時に税負担が軽減されていました。
しかし、2026年4月1日から対象となる石材製品について、この輸出時の還付が廃止されました。
これまで石材関連では9%の還付を受けられるケースがありましたが、それがなくなったことで、中国の石材工場や輸出業者にとっては実質的なコスト増となっています。
そのため、中国から日本へ輸出される墓石をはじめとした石材製品についても、仕入れ価格の上昇につながっています。
なぜ2026年4月から墓石の価格に影響しているの?
中国政府が税制変更を発表したのは2026年1月です。
その後、4月1日から新しい制度が適用され、中国から輸出される対象製品について輸出時の税還付がなくなりました。
墓石業界では以前から、原石価格や加工費、人件費、輸送費などの上昇によって石材価格が少しずつ上がっていました。
今回はそれらとは別に「税制変更」という新たなコスト上昇要因が加わったことになります。
そのため、中国の石材工場などから価格改定の連絡が入り、石種によっては従来より1割前後高い価格が提示されるケースも出ています。
ただし、「中国の石材がすべて一律10%値上がりした」という意味ではありません。石種や加工内容、工場、為替、輸送費などによって実際の価格への影響は異なります。
中国産の御影石だけが値上がりするわけではありません
ここは、お墓を検討されている方には少し分かりにくい部分かもしれません。
墓石には、
・中国産御影石
・インド産御影石
・日本産御影石
・その他の海外産御影石
など、さまざまな産地の石が使用されています。
今回のニュースを見ると「中国産の御影石だけが値上がりする」と思われるかもしれませんが、必ずしもそうではありません。
墓石の場合、
「石が採れた国」と
「墓石に加工した国」
が異なることがあるためです。
例えばインドで採れた御影石の原石を中国へ運び、中国の石材工場で墓石の形に加工した後、日本へ輸出するケースがあります。
この場合、使用している石そのものは「インド産」ですが、中国で加工して日本へ輸出される石材製品になるため、今回の税制変更の影響を受けることになります。
つまり、今回の価格上昇については、
「中国産の石を使ったお墓かどうか」だけではなく、「中国で加工されているお墓かどうか」まで影響を受けることになります。
中国産の墓石は品質が悪いのでしょうか?
「中国産の墓石」と聞くと、国産の墓石より品質が劣るのではないかと心配される方もいらっしゃいます。
しかし、単純に「中国産だから悪い」「国産だから良い」と判断できるものではありません。
中国産御影石の中にも墓石として長年使用されている石種もありますし、中国には日本向け墓石の加工を長年行ってきた石材工場もあります。
大切なのは産地だけで判断するのではなく、価格や加工精度、石目、日本国内での墓石としての実績などを総合的に見ながら選ぶことです。
もちろん国産御影石にも素晴らしい石が数多くあります。
西村石材店では「国産だからおすすめ」「中国産だから安い」といった単純なご提案ではなく、ご予算やお墓の大きさ、デザイン、故人への想いなどをお聞きしたうえで石種をご提案しています。
中国産墓石 お電話でのご相談は0120-246-805
中国からの仕入れ価格が10%上がると、墓石も10%高くなる?
これもよく誤解されやすいところです。
中国から輸入する石材製品の価格が10%上昇したからといって、墓石の総額がそのまま10%上昇するとは限りません。
お墓を建てるために必要な費用には、石材そのものだけではなく、
・墓石の加工費
・文字彫刻費
・基礎工事費
・墓石の据付費
・運搬費
・その他の工事費
などが含まれています。
そのため、中国側の石材製品価格が10%上昇しても、お客様がお支払いになる墓石工事全体の金額がそのまま10%上がるわけではありません。
また、墓石の大きさや使用する石の量、石種、デザインなどによっても影響は異なります。
「ニュースで墓石が値上がりすると聞いたから、かなり高くなるのでは?」
と心配されている方も、まずはいくつかの石材店に同じ石種、同じ施工内容で、見積もりを取ってみることをおすすめします。
墓石の価格を抑える方法は「安い石を選ぶ」だけではありません
墓石の価格を抑えたい場合、どうしても「安い石を選ぶ」という考えになりがちです。
しかし、墓石の費用は石種だけで決まるものではありません。
例えば、
・墓石の大きさを見直す
・石を使用する量を調整する
・シンプルなデザインにする
・付属品の内容を見直す
・巻石や玉垣の設計を変更する(霊園の規定により困難な場合もあります)
など、さまざまな方法があります。
同じ墓地の同じ区画であっても、墓石の設計や石種によって費用は、大きく変わります。
西村石材店では、最初から一つの墓石だけをおすすめするのではなく、ご予算に合わせて石種やデザインをご提案することも可能です。
「できれば100万円以内で建てたい」
「国産の石も中国産の石も比較してみたい」
「価格は抑えたいけれど、できるだけ立派なお墓にしたい」
といったご希望も遠慮なくお伝えください。
ご予算の中で、できるだけご希望に近いお墓になるようご提案いたします。
値上がりする前に急いで墓石を購入した方がいい?
今回の価格上昇を理由に「今すぐお墓を契約した方がいい」ということではありません。
お墓は長く残るものです。
西村石材店では、価格だけを理由に慌てて石種やデザインを決めてしまうことはおすすめしません。
一方で、すでに墓地が決まっていて、近いうちに墓石を建てる予定がある場合は、早めに見積もりや相談を始めておくメリットはあります。墓石は、石種を決めてすぐに契約。というものでもありません。墓石の形や彫刻文字などをお伺いし、墓地に合わせて設計、図面を作成し、ご納得いただければ、ようやく契約という流れです。
ですので、四十九日や一周忌、お彼岸、お盆などに合わせて納骨や開眼式を予定されている場合は、少し余裕を持ってご相談されることをおすすめします。
中国産墓石 お電話でのご相談は0120-246-805
墓石を検討するときは「価格」だけでなく施工内容も確認しましょう
当然のことですが、墓石を購入するとき、どうしても比較しやすいのが見積り金額です。
しかし、同じような墓石に見えても、
・使用する御影石
・石材の使用量
・墓石の大きさ
・基礎工事の内容
・基礎工事に鉄筋を使用するか否か
・墓石の据付方法
・文字彫刻
・施工後の対応
などに違いがあります。
そのため、複数の石材店から見積もりを取る場合は「総額が安いか高いか」だけではなく、どのような石を使用し、どのような工事を行うのかまで確認することが大切です。
墓石は完成すると、基礎部分や石と石との接合部分など、外から見ただけでは分からない箇所も多くあります。長く安心してお参りしていただくためにも、価格と施工内容の両方を比較して石材店を選ぶことをおすすめします。
兵庫県で中国産墓石の建立をご検討中の方へ
2026年4月からの中国の税制変更によって、中国で加工され日本へ輸入される墓石・石材製品の価格には、すでに影響が出ていますが、「墓石が値上がりするから」と慌ててお墓を建てる必要はありません。
墓石には数多くの石種があり、墓石の形や大きさ、使用する石の量などを工夫することで、ご予算に合わせたお墓をご提案することもできます。
西村石材店では、兵庫県宝塚市を中心に、西宮市・川西市・伊丹市・三田市・芦屋市・神戸市などで墓石の建立やリフォーム、墓じまい、追加彫刻、納骨のお手伝いなどを行っています。
「墓石を建てると、どのくらい費用がかかる?」
「この墓地ならどんなお墓が建てられる?」
「中国産と国産の御影石を比較してみたい」
「予算に合わせて墓石を提案してほしい」
といったご相談も承っております。
墓地がすでに決まっている場合は、墓所を確認・採寸したうえでお見積もりすることも可能です。
まだ具体的な墓石の形や石種が決まっていなくても問題ありません。
実際の墓石施工例や石の種類などをご覧いただきながら、ご希望とご予算に合わせて一緒に考えさせていただきます。
墓石の建立をご検討中の方は、お気軽に西村石材店までご相談ください。
中国産墓石 お電話でのご相談は0120-246-805






